診療案内マイクロメインテナンス
Maintenance
マイクロメインテナンス ―
歯を守り続けるために
患者さんの声から生まれた取り組み
精密治療を終えられた患者さんから、
「治療だけでなく、その後のメインテナンスも先生にお願いしたい」「もう歯を失いたくない」
そんな声をいただくようになりました。
その想いに応えるために、私は自ら顕微鏡を使ってメインテナンスを行っています。
歯を残すための治療と同じように、その後の管理も自分の責任で見守りたいと考えています。
マイクロメンテとは
マイクロメインテナンスとは、顕微鏡を用いて歯と歯ぐきの状態を精密に確認し、再発や再治療を防ぐためのメインテナンス方法です。
秋山メソッドとの出会い
ちょうどその頃、秋山勝彦先生が提唱されたマイクロメインテナンス(秋山メソッド)に出会いました。
歯を一本一本、立体的に観察し、傷つけることなくバイオフィルムを除去できる方法。「これこそが本当の意味で歯を守るメインテナンスだ」と強く感じました。
顕微鏡で見える世界
マイクロスコープを通して観察すると、歯や歯肉、クラック、プラークの付着などが立体的に見えるようになります。
これにより、
- 目に見えない小さな変化を発見できる
- 歯や歯ぐきを傷つけずに汚れを取り除く
- 必要な場合はすぐに対応する
といった利点があります。
再発を防ぐだけでなく、顕微鏡で動画を撮影し、歯の状態を一緒に確認しながら管理しています。
私自身が行う理由
治した歯を守ることは、治療と同じくらい大切です。
だからこそ、メインテナンスも私自身が顕微鏡で行っています。
小さな変化を見逃さず、歯の未来を一緒に守っていく。
それが私の責任であり、大切にしています。
ご希望の患者さんには、
定期的なマイクロメインテナンスを行っています。
マイクロメインテナンスよくある質問FAQ
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Q保険のメインテナンスとは何が違うのですか?
保険診療で行われるメインテナンスは、歯石や汚れの除去が中心です。
マイクロメインテナンスは、歯科医師である私自身が顕微鏡を用いて一本一本を確認し、歯を傷つけずにバイオフィルムを除去する点が大きな違いです。
当院では「歯をできるだけ長く守りたい」とお考えの方に適した方法だと考えています。 -
Qマイクロメインテナンスを行なっていれば、私の歯は一生持ちますか?
メインテナンスを受けても、歯が必ず悪くならないわけではありません。
歯を長持ちさせるには、医院でのケアとご自身のセルフケア・生活習慣の両方が大切です。
私たちは全力でサポートしますが、一緒に取り組んでいくことが大切です。 -
Q費用はどのくらいですか?
治療が終了したあと、お口の状態を確認したうえでご提案いたします。
顕微鏡を使って一本一本を丁寧に確認しながら行うため、十分なお時間を確保して実施しています。 -
Qメインテナンスの間隔はどのくらいですか?
目安は1〜4ヶ月に1回です。
歯やお口の状態に応じて、適した間隔をご提案します。